こんにちは。「都会のはしっこ、2LDKで育ててます。」の管理人です。
小2娘が公文に通い始めて、気づけば1年半。
最近、学習スタイルを紙からタブレットに切り替えてみたところ、思いがけず良い変化が見えてきました。
今回は、公文のタブレット学習「KUMON CONNECT」を始めて数ヶ月経った今だからこそ気づいた、“思わぬ効果”について書いてみたいと思います。
以前、タブレット学習の体験記もアップしていますので、まだの方はぜひこちらもご覧ください。
予想外の効果:集中力が自然と上がってきた?
「KUMON CONNECTに変えて、なにが一番よかった?」
と聞かれたら、私が真っ先に答えるのは、娘の集中力が目に見えて上がったことです。
紙のプリントでやっていた頃は、途中でダラダラしてしまったり、なんなら時間を誤魔化すこともありました。
親としても、ちゃんと取り組んでいるのかどうか分かりにくいこともあり、声かけのタイミングが難しかったのを覚えています。
でも、KUMON CONNECTでは、学習の「開始」と「終了」がタブレット上で自動的に記録されます。
つまり、サボったり中断したりしても、すぐに履歴に表れてしまう。
この逃げ道がない感覚が、子どもにちょうどよい緊張感を与えてくれるのか、明らかに途中でだれる回数が減ったのです。
見える化された「学習履歴」の力
KUMON CONNECTでは、勉強の履歴がグラフや色分けで確認できます。
特に、毎回の学習結果が
緑・黄・赤
の三色で表示されるのが特徴的です。
それぞれの色には、以下のような意味があります。
- 緑:目標時間内で学習できている(適正)
- 黄:少し時間がかかっている(注意)
- 赤:時間がかかりすぎている(要改善)
これが、子どもにとってかなり直感的でわかりやすいんですよね。
うちの娘も、「今日はぜんぶ緑だったよ!」と、ちょっとした達成感を感じている様子。
逆に黄色や赤が続くと、何が原因だったかを考えるきっかけにもなっています。
また、保護者もこの履歴をタブレットでいつでもチェックできるので、
「最近ちょっと集中力が落ちてる?」
「やけに時間かかってる日が多いな」
といった変化にもすぐに気づけるのがありがたいところです。
「時間をごまかせない」仕組みが、良い意味でプレッシャーに
紙のプリントでは、学習時間を自分で記入するスタイルでした。
つまり、ある程度は“盛れて”しまうわけです(正直、何度かうちもありました…)。
でもKUMON CONNECTでは、
開始ボタンを押した瞬間から、タブレットが学習時間を計測し始める仕組み。
本人がどう取り組んだかに関わらず、機械的に時間が記録されるので、
「バレるからサボれない」
というある種の緊張感が働いています。
とはいえ、それが重たいプレッシャーではなく、
“ゲーム感覚の目標達成”としてちょうどいい刺激になっているのがポイントだと思っています。
親の声かけもしやすくなった
KUMON CONNECTを使い始めてから、私自身も学習状況に声をかけやすくなりました。
というのも、これまでのようにプリントの山から状況を把握するのではなく、
・いつ、何をどれだけやったか
・どのくらいの時間で終わったか
・正答率はどうだったか
などが一目でわかるからです。
これによって、
「最近すごく頑張ってるね」
「ちょっと疲れてる?短くてもいいよ」
といった、その日の様子に合わせた声かけが自然とできるようになりました。
子どもも、自分の取り組みがちゃんと見られていると感じるのか、以前よりも素直に会話してくれるようになった気がします。
学習スタイルに“自覚”が生まれる仕掛け
公文のタブレット学習って、正直最初は「紙の方がいいのでは?」と思っていました。
でも、KUMON CONNECTを数ヶ月使ってみて感じるのは、便利さ以上に「意識」の変化を引き出す仕組みがよくできているということです。
・学習時間の自動記録
・緑・黄・赤での可視化
・毎日の履歴確認
こうした要素が積み重なって、子ども自身が
「今日もちゃんとやろう」
「なるべく緑を目指そう」
と、目標意識を持って取り組むようになっていきました。
これは紙のプリントではなかなか得られなかった感覚です。
おわりに:タブレット学習の「副次的効果」に注目したい
KUMON CONNECTを始めて数ヶ月。
最初は「便利そうだから」と軽い気持ちで切り替えましたが、今はむしろ、集中力・意識の向上という“副次的な効果”の方が大きな収穫だったと思っています。
もちろん、子どもの性格や家庭環境によって向き不向きはあると思います。
でも、
「勉強にムラがある」
「時間がかかりすぎる」
「取り組みに自覚がない」
そんなお悩みがあるご家庭には、一度試してみる価値はあるかもしれません。
またしばらく使ってみて、何か気づいたことがあれば続報を書こうと思います。
ではでは。