こんにちは。「都会のはしっこ、2LDKで育ててます。」の管理人です。
旅行や帰省などで長時間の移動があると、子どもの「暇つぶしアイテム」をどうするか、つい頭を悩ませませんか? 先日、大阪・関西万博への家族旅行があったのですが、その時も移動や待ち時間を見越して、小学2年生の娘に読みやすそうな本と私が読みたい本を探しました。
今回購入したのは2冊。
- 『知れば知るほど好きになる 世の中のひみつ』
- 『東大教授がおしえる やばい日本史』
今日はその中から、『知れば知るほど好きになる 世の中のひみつ』(高橋書店)について、親目線と小2目線の両方からレビューしてみたいと思います。
3行まとめ
- 小学2年生でも読みやすい、1ページ1トピックの豆知識本。
- イラスト中心でも、自然と地理・歴史・公民の知識に触れられる構成。
- 大人も「へぇ」となる内容が多く、親子で楽しめる一冊。
旅行の移動時間にぴったりの1冊
新幹線や飛行機、そして現地での待ち時間。
子どもにとっては退屈な時間が続きますよね。ゲームや動画もいいのですが、親としては「少しでも学びになるものを…」という気持ちも捨てきれません。
そんなときに便利なのが、この手の豆知識系の本。『知れば知るほど好きになる 世の中のひみつ』は、まさに「移動のお供」にちょうどよかったです。
娘はページをめくるスピードが早くて、「ちゃんと読んでるの?」と最初は思ったのですが、実際はキャッチーな見出しとイラストを中心に楽しんでいたようです。文章をじっくり読むのはもう少し先でも十分。とりあえず「本を開いて楽しめた」という体験自体が大切かなと思いました。
本の中身はどんな感じ?
この本は、社会科で扱うような 地理・歴史・公民 の知識を、イラストや短い解説で100項目近く紹介しています。
例えば――
- 1万円札は22円で作られる
- 江戸時代は苗字を教えると罰を受けた
- 日本には今にも爆発しそうな火山が111もある
- 沖縄の牛乳パックは946mL
- 世界で水道水が安全に飲める国は11しかない
- 昔の消防士は家をぶち壊していた
どれも「えっ?」と驚かされるものばかり。1ページに1つのトピックなので、子どもでも途中で飽きずに読める構成です。
また、漢字にはきちんと振り仮名がふられているので、小学2年生の娘でも問題なく読めるようです。
小2娘のリアルな反応
娘は最初から最後まで通しで読むというよりは、興味をひかれたページだけを開いて楽しんでいました。
「沖縄の牛乳パックちっちゃいんだ!」 「昔の消防士、壊すの?!」
と、ページをめくるたびにちょこちょこ声をあげていました。
文章を深く理解するのはまだ先でも、こうした小さな驚きの積み重ねが「知りたい」という気持ちを育てるのだと思います。
大人が読んでも新しい発見があるので、親子で感想を言い合えるのも楽しいところです。
親が読んでも面白い理由
正直、私は「小学生向けの本だから簡単すぎるかな?」と思っていたのですが、いざ手に取ると自分も知らない情報がけっこうありました。
例えば「日本の火山が111もある」という数字や、「1万円札の製造コスト」が具体的に22円と書かれている点など、大人でも「へぇ」と思わされます。
親子で同じページを見て、「そうなんだ!」と共有できるのは、普通の教科書的な本ではなかなか得られない体験だと思います。
この本を選んでよかったこと
- 社会科の知識に自然と触れられる
- 旅行の待ち時間がぐだぐだにならない
- 親子で一緒に話題を楽しめた
結果的に、移動時間がちょっとした「学びの時間」に変わったのが大きな収穫でした。
まとめ:親子で楽しめる知識本のすすめ
『知れば知るほど好きになる 世の中のひみつ』は、小学2年生でも十分に楽しめる工夫が詰まった一冊でした。
- 1ページ完結型で読みやすい
- 漢字には振り仮名付き
- イラストが豊富で親しみやすい
- 大人でも知らないトリビアが盛りだくさん
旅行やお出かけの「暇つぶし」としてだけでなく、家庭でのちょっとした学びのきっかけにもなると思います。
小学生のお子さんがいるご家庭にはぜひおすすめしたいです。
次回は、もう一冊買った『東大教授がおしえる やばい日本史』についてもご紹介したいと思います。
こちらはどちらかというと大人向けなので、私が楽しめる内容でした。
また別の機会に記事にしたいと思います。
ではでは。