都会のはしっこ、2LDKで育ててます。

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本棚を配置換えするだけで効果あり?2LDK子育て家庭の工夫とおすすめ本

こんにちは。「都会のはしっこ、2LDKで育ててます。」の管理人です。

2LDKでの子育てはスペースとの闘い。リビングも子ども部屋もすぐにいっぱいになり、気を抜くと本や教材が山積みになってしまいます。
そんなわが家にとって「本棚の配置換え・入れ替え」は、ちょっとした整理術であると同時に、子どもの読書習慣を刺激する小さな仕掛けでもあるのです。

今回は、自分の体験に心理学や脳科学の知見も交えながら「配置換えの効果」を整理してみました。
あわせて、最近購入したおすすめ本と、次に本棚に加えたい候補本もご紹介します。



3行まとめ

  • 本棚の配置換えは、子どもが忘れていた本を「再発見」するきっかけになる。
  • 新奇性効果や選択肢の整理によって、読む気持ちが自然と引き出される。
  • 図書館も上手に活用すれば、2LDKでも無理なく読書習慣を回せる。

わが家の本棚事情

2LDKに住んでいると、豪華な壁一面の本棚なんて夢のまた夢です。

子供部屋の一角に本棚を置き、絵本・学習まんが・図鑑をまとめています。
さらに、あまり衛生的とは言えないですがトイレの飾り棚にも本スペースを設置。 置ける隙間という隙間を使っています。

とはいえ、一方的に新しい本を追加していくのはスペースに限度があります。
そこで取り入れているのが「定期的な配置換え」と「入れ替え」です。


なぜ配置換えで読む気が起こるのか?

目新しさがフックになる

子どもって不思議で、同じ本でも場所を変えただけで「これ、初めて見る!」と手に取ったりします。

心理学でいう「ノベルティ効果(新奇性効果)」そのもの。

人は新しい刺激に自然と注意を向ける性質があるので、並び順の変化がちょっとした「再発見」を生むのです。

選びやすさが行動を促す

本棚がギュウギュウだと「どれを読もうか」と迷って結局選ばない…そんなことも。

そこで対象年齢を過ぎた本や長らく手に取っていない本は、一旦クローゼットなどの別の場所に退避し、今の年齢で楽しめる本を前面に出すようにしています。

これは教育心理学でいう「認知的負荷の軽減」に近く、選択肢を整理することで行動しやすくなるのです。

親にとってもリフレッシュ

本棚整理は親の気分転換にもなります。

「あ、この本まだ読んでなかったな」と気づいたり、「次は何を並べようかな」と考える時間がちょっと楽しい。
収納というより「知識の棚卸し」の場になっている感覚があります。


図書館で“新メンバー”を常に補充

もう一つの工夫は図書館の活用です。週に2〜3冊は借りてきて、常に新しい風を入れるようにしています。

図書館利用のメリットは大きくて、

  • 借りた本だから「早く読もう」と積極的になる
  • 買うにはまだ早い本を試せる
  • 本棚の新陳代謝が自然に生まれる

といった点で、配置換えと組み合わせると効果倍増です。


最近購入したおすすめ本

ここで、わが家に最近仲間入りした本を少し紹介します。

  • 『人間のつくりかた』
    体の仕組みをわかりやすく解説。小学低学年でも楽しめて理科への入り口にぴったり。

▼ レビュー記事はこちら

tokainohasi-2ldk.hatenablog.com

  • 『宇宙のがっこう』
    ストーリー仕立てで自然に科学的知識が入ってくる一冊。寝る前の読み聞かせにもおすすめ。

▼ レビュー記事はこちら

tokainohasi-2ldk.hatenablog.com

  • 『54字の物語』
    短くて不思議な話が満載。読解力や想像力を刺激し、親子でクイズ感覚で楽しめます。

今度レビュー記事を書こうと思います。


次に本棚に加えたい候補本

財布の紐はゆるみがちですが、次に狙っているのはこのあたりです。

  • 『366日でかがくはかせ! 自分で学ぶ力を育てるずかん』
    毎日1テーマ、科学的な話題が楽しめる継続型の学び本。

  • 『ねこねこ日本史』や学習まんが「日本の歴史」
    娘が歴史に興味を持ち始めたので、楽しく入門できるシリーズを検討中。

  • 小学生向け国語辞典
    そろそろ「調べる習慣」をつける段階。辞書も本棚に仲間入りさせたい。

▼ 辞典購入を検討した記事はこちら

tokainohasi-2ldk.hatenablog.com


まとめ|本棚の配置換えは「知の模様替え」

限られた2LDKの空間でも、ちょっとした工夫で読書習慣は続けられます。

  • 配置換えで「新鮮さ」を演出する
  • 対象年齢や興味に応じて入れ替える
  • 図書館を活用して“風通し”をつくる

この3つを意識して、本棚を有効活用へ。
家族の成長に合わせて変化する本棚の姿を見るのも、親として小さな楽しみです。

ではでは。