こんにちは。「都会のはしっこ、2LDKで育ててます。」の管理人です。
さて、万博パビリオン調査、第三弾です!
▼第一弾・国内パビリオン編
【子連れ万博】国内パビリオン4館を徹底調査!体験・口コミ・予約の攻略ポイント
▼第二弾・民間パビリオン編 Part1
【子連れ万博】予約必須の人気館!民間パビリオン4選を徹底攻略編
前回は、住友館やガスパビリオンなど、予約必須と言われる大人気の民間パビリオン4館を調査しました。ランタンを持って森を探検したり、XRゴーグルでおばけに変身したりと、企業の個性が光るエンタメ性の高いパビリオンばかりで、ますます期待が膨らみました。
しかし、まだまだ調べておきたい注目の民間パビリオンはたくさんあります!
というわけで、「我が家のための攻略本」第三弾は、民間パビリオン編 Part2をお届けします。
今回は特に「いのちの神秘」や「未来のテクノロジー」といった、子どもの知的好奇心をくすぐるテーマを持つ、注目の4館をピックアップ。
実際に足を運んだ人の口コミや評判をベースに、体験価値から予約のリアルなところまで、今回も徹底的に掘り下げていきたいと思います。
【子連れ万博】体験価値&口コミで深掘り!民間パビリオン4館編 Part2
1. PASONA NATUREVERSE|いのちの神秘と未来の医療を体感
まず一つ目は、パソナグループが出展する「PASONA NATUREVERSE」。 「いのち、ありがとう」という壮大なテーマを掲げ、アートと最新技術で生命の歴史と未来を体験できるパビリオンです。
どんな体験ができるの? 「Thank You, Life(いのち、ありがとう)」をコンセプトに、生命の歴史から未来の医療、そして健康な社会までを五感で感じる体験ができます。館内では、巨大な「進化の樹」のインスタレーションを眺めたり、iPS細胞から作られた“脈打つ心臓”の展示を見たり、音と光のシアターで生命のつながりを感じたりと、壮大な旅のように構成されています。
ハイライトはここ!
- 巨大な“進化の樹”: パビリオンの象徴ともいえる大規模なインスタレーション。生命の進化の歴史を直感的に感じられ、写真映えも抜群です。
行ってみた人の声(評判・口コミ)
- ポジティブ:「Tree of Lifeのスケール感と映像の美しさに感動した」「iPS心臓の展示は衝撃的。生命について考えさせられた」「子どもが科学に興味を持つきっかけになった」
- ちょっと気になる点:「とにかく混んでいて、ゆっくり見られなかった」「シアター内は暗転したり、大きな音が鳴るシーンがあるので、小さい子は怖がるかも」
予約と混雑
- 事前予約が強く推奨されています。公式サイトでは2ヶ月前の抽選から、訪問3〜1日前の空き枠予約まで、何度かチャンスがあるようです。
- 口コミを総合すると、狙い目は平日の開場直後か、夕方19:00以降。
子連れチェックポイント
- 体験・鑑賞時間は約30〜60分ですが、待ち時間を含め60〜120分は見ておくと安心です。
- 少し裏技的ですが、淡路島と万博会場を結ぶ直行船を利用すると、優先入館できる特典があるそうです。旅行プランに組み込めるなら、かなり有力な選択肢になりそうですね。
2. BLUE OCEAN DOME|没入型シアターで海の未来を考える
次に紹介するのは、NPO法人 ZERI JAPANが出展する「BLUE OCEAN DOME」。 建築家の坂茂さんが手がける、竹や紙管(段ボール)を使ったサステナブルな建築も大きな見どころです。
どんな体験ができるの? 「海と話そう。」をコンセプトに、3つのドームを巡りながら、海が直面する課題を五感で体感します。特にメインとなるドームでは、巨大な半球スクリーンに映し出される、高精細な海の映像に包まれます。美しい海中世界の映像から、プラスチック汚染の現実まで、没入感たっぷりに体験できるとのこと。これは娘も夢中になりそうです。
ハイライトはここ!
- Dome B の球形巨大スクリーン: このパビリオンの心臓部。圧倒的な没入感で、本当に海の中にいるような感覚を味わえると評判です。
講談社SDGsより - サステナブルな建築素材: 入口の竹、出口ドームの紙管など、建築そのものに「再生」へのメッセージが込められており、大人にとっても見応えがあります。
- Dome C のイベント: 研究者や企業のトークイベント、ワークショップなどが開かれる学びと対話のスペース。タイミングが合えば、専門家から直接話を聞ける貴重な機会も。
大阪ベイ経済新聞より 行ってみた人の声(評判・口コミ)
- ポジティブ:「球形シアターは圧巻。本当に海の中にいるみたいだった」「建築が素晴らしく、素材の使い方にメッセージを感じた」「子どもがプラスチックごみの問題に興味を持ってくれた」
- ちょっと気になる点:「予約が全然取れない。当日枠もすぐに埋まってしまう」「人が多すぎて映像に集中できなかった」「こちらも暗い空間と大きな音の演出があるので、小さな子どもは注意が必要」
予約と混雑
- こちらも事前予約が基本。2ヶ月前、7日前の抽選に賭けるのが王道です。
- 当日枠は、入場後10分から登録可能。口コミによれば、来場者が入れ替わる夕方以降に空きが出やすいという情報も。
子連れチェックポイント
- 体験時間は約30分とコンパクトですが、待ち時間を含め45〜90分は確保しておくと安心。
- 本体の体験時間が短い分、他のパビリオン予約との兼ね合いを考えながら、スマホでこまめに空き状況をチェックする作戦が有効そうです。モバイルバッテリーは必須ですね。
3. TECH WORLD|台湾発!五感で楽しむ未来のテクノロジー
3つ目は、台湾企業によるパビリオン「TECH WORLD」。 台湾を代表する最先端技術と、雄大な自然を融合させた体験が話題です。
どんな体験ができるの? 「山の心 × 台湾の技術」がコンセプト。スタッフにガイドされながらグループで巡るツアー形式です。入館時に装着するリストバンドで心拍数を計測し、体験中に自分の心が「何に動いたか」を最後に教えてくれるというユニークな仕掛けが。館内では、560台ものタブレット端末が連動して動く圧巻のディスプレイや、森の香りが漂う演出など、五感をフルに使って楽しめます。
ハイライトはここ!
- 動く560台のタブレット群: 360度の映像と組み合わせた、他では見られない壮観な演出が最大の魅力です。
CINRAより - 心拍解析によるパーソナライズ演出: 自分のドキドキがデータになるなんて、ゲーム感覚で子どもも喜びそう!最後に自分に合った台湾の旅行先などを提案してくれます。
- 五感を刺激する演出: 映像や音だけでなく、森のヒノキの香りや、霧(スモーク)など、空間全体で台湾の自然を表現しています。
メイリー台湾より 行ってみた人の声(評判・口コミ)
予約と混雑
- ここも事前予約が望ましいですが、口コミを見ると当日登録や予約なしで入れるケースも比較的あるようです。
- 狙い目は、やはり開場直後か閉場間際。西ゲートから近い立地なので、入場後すぐに様子を見に行くのも手です。
子連れチェックポイント
- 所要時間は約30分ですが、体験中はずっと立ち見という点が最大の注意点。歩き疲れているタイミングだと、大人でも少しきついかもしれません。
- パビリオンの外には、台湾グルメのテイクアウト店「神農生活」が併設されているとのこと。体験後の楽しみに立ち寄るのも良さそうです。
4. 三菱未来館|深海から火星へ!座って楽しむ大迫力シアター
最後は、東ゲートゾーンにある「三菱未来館」。 エンタメ性の高い、王道のシアター型パビリオンです。
どんな体験ができるの? 「いのちを巡る壮大な旅」をテーマに、深海から宇宙(火星)まで、40億年の生命の旅を約9分の没入映像で一気に駆け抜けるシアター体験。基本的には、巨大な湾曲スクリーンで大迫力の映像を鑑賞します。生命の誕生から、古生物、そして未来の火星探査まで、壮大なストーリーが展開されます。
ハイライトはここ!
- 湾曲巨大スクリーンによる映像美: 高さ約9m、幅約11mのスクリーンが目の前に広がり、映像の世界に引き込まれます。没入感の高さが最大の魅力。
日本経済新聞より - 豪華な声優陣と音楽: ナビゲーションキャラクターの声は人気声優が担当。音楽もフルオーケストラで、聴きごたえ十分と評判です。
- 座って鑑賞できる快適さ: これが子連れにとっては何より嬉しいポイント!万博会場はとにかく歩くので、「最高の休憩スポット」として予定に組み込むのもアリ、という口コミが多数ありました。
行ってみた人の声(評判・口コミ)
- ポジティブ:「とにかく映像が綺麗で、9分間があっという間だった」「座ってゆっくり見られるのが最高。子どもの休憩にちょうどよかった」「深海や火星のシーンは、子どもの知的好奇心を刺激する内容だった」
- ちょっと気になる点:「体験型の仕掛けはなく、映像を見るだけなので少し物足りないと感じた」「館内は写真・動画の撮影が一切禁止されている」
予約と混雑
- 事前予約または当日登録が推奨されています。東ゲートから近いので、入場ゲートに合わせて計画を立てるとスムーズです。
- 狙い目の時間帯は、やはり開場直後か、閉館間際の夜間。公式SNSでも推奨されているようです。
子連れチェックポイント
- 体験時間はプレショー含め約15分。待ち時間と合わせて30〜60分を見ておきましょう。
- ベビーカーは館内に持ち込めず、預かり所に置くルール。何より「座れる」という大きなメリットを活かして、一日のスケジュールの中で体力が落ちてくる午後の時間帯などに入れるのが賢い回り方かもしれません。
まとめ
さて、今回は民間パビリオン編のPart2として、注目の4館を調べてみました。
いのちの神秘に触れる壮大な体験から、五感をフルに使う最新技術まで、こちらも甲乙つけがたい魅力的なパビリオンばかりでしたね。
前回調査した4館と合わせて、合計8つの人気民間パビリオンを見てきましたが、それぞれに全く違う個性と「伝えたい未来」があることがよく分かりました。
そしてやはり、どのパビリオンも「予約」が攻略の絶対的な鍵だということを改めて痛感します。事前抽選から当日枠のキャンセル狙いまで、あらゆる手段を駆使して臨む必要がありそうです。
我が家の万博計画も、この調査のおかげでかなり具体的になってきました。娘がどれに一番目を輝かせるか、今から想像するだけでワクワクします。
このパビリオン調査シリーズ、もう少し続けていきたいと思います。
ではでは。