都会のはしっこ、2LDKで育ててます。

小学生と暮らすリアルを、少しだけ理論的に語ってみるブログ

リモートワークと子どもの関係、夏休みに考えたこと

こんにちは。「都会のはしっこ、2LDKで育ててます。」の管理人です。

この夏、小2の娘と家で過ごす時間がぐっと増えました。
というのも、私の働き方がリモートワーク中心だからです。

世間では「やっぱり出社が必要だよね」と、オフィス回帰の波も聞こえてきますが、私の勤めるIT企業ではまだまだリモートが主流。
妻は毎日出社しているため、平日の昼間は私と娘、そして犬の3人(?)暮らしのような時間が流れています。

ありがたい一方で、ふと気になるようになったのが、

「リモートワークって、子どもにとってどうなんだろう?」

ということ。

娘の様子を見ていて感じたことと、いくつかの調査から分かったことを、今回は少し整理してみたいと思います。

「今、打ち合わせ中だから後でね」の連続

私の仕事は、1日の7割くらいがオンライン会議。PCに向かって話しっぱなしの毎日です。

夏休みに入って、小2の娘も家にいる時間が長くなりました。
午前中はNetflixでコナンを見たり、公文のプリントや夏休みの宿題をしたり、1人遊びを工夫しながら過ごしてくれています。

その様子を見ると「成長したなぁ」と思う一方、私が会議をしていると、「今の打ち合わせ、もう終わった?」と何度も確認されます。

空気を読んで静かに過ごしてくれているのが分かるからこそ、
「ちゃんと向き合えていないかもしれないな……」と、少し罪悪感も湧いてくるんです。

子どもから見た「家にいるのに遊んでくれない」

私自身も気になってきたので、リモートワークと子どもへの影響に関する調査をいくつか読みました。

調査結果をまとめると、こんなことが言われているようです。

幼い子ほど混乱が大きい

特に小学校低学年までの子どもにとって、「家に親がいる=一緒に遊べる」は当たり前の感覚です。

目の前に親がいるのに、パソコンの画面を見て話してばかりで、自分に目を向けてくれない。
このギャップに混乱したり、不安になったりすることがあるそうです。

しかも時間の感覚がまだ未発達なので、「あとでね」「終わったらね」と言われても、いつまで待てばいいのか分からない。
その結果、癇癪を起こしたり、わざと注意を引くような行動を取ったりします。

小学生は理解しようとするけれど…

うちのような小2くらいの年齢になると、「今は仕事中なんだな」とある程度の理解はできます。

ただし、それと「納得できるか」はまた別の話。
心の中では、「本当は遊んでほしい」「いるならなんで構ってくれないの?」という葛藤を抱えているようです。

そして親が忙しそうだったり、イライラしていたりすると、その雰囲気を敏感に感じ取って、自分のせいかな…と必要以上に気を使うようにもなる。
これは、自己肯定感にもつながる繊細な問題だと感じます。

思春期は逆に「家に親がいるのがストレス」に

まだ先の話ですが、中学生以降になると、親がずっと家にいること自体がストレスになるケースもあるようです。

自分の部屋にこもっていても、なんとなく親の目が気になる。
家がずっと「仕事場っぽい雰囲気」になると、安心できる空間が減ってしまう。

また、「友達を呼びづらい」と感じたり、「うるさくできない」と気を使ってしまい、思春期の自然な行動が制限されることもあるとか。

境界線の曖昧さがもたらす影響

このようなリモートワーク特有の「家庭と仕事の境界の曖昧さ」は、子どもにいくつかの悪影響を与える可能性があるようです。

  • 情緒の不安定化
    親に構ってもらえない、拒絶されたと感じると、不安や怒りが溜まりやすくなる

  • 親子の関係性の希薄化
    話すタイミングがなくなることで、親子の距離感が広がる

  • 自己肯定感の低下
    「自分は邪魔な存在なのかも」と感じることが積み重なると、自信が持てなくなる

  • 問題行動や“試し行動”の増加
    親の注意を引くために、わざと反抗的なことをしたりする

  • ストレスの蓄積
    家全体がピリピリした雰囲気になり、子ども自身も無意識にストレスを感じる

夏休み限定、わが家のちょっとした工夫

じゃあどうすればいいのか?

調査で紹介されていた工夫の中から、私が実際に取り入れているものをいくつかご紹介します。

打ち合わせの時間を共有する

朝の時間に、娘とホワイトボードを見ながらその日のスケジュールを確認しています。

「10時から11時は打ち合わせ。終わったらお昼ごはん食べよう」
「午後は15時から30分だけ、また会議があるよ」

娘と一緒にスケジュールを作ることで、「いまは遊べない時間」「次に何をするか」が可視化され、ストレスが減るように感じます。

この“見通し”って、子どもにとってものすごく大事なんですね。

仕事が終わったら、しっかり遊ぶ

1日が終わって「今日も終わったー」とPCを閉じた後は、しっかり子どもの時間に切り替えるようにしています。

最近の習慣は、娘と犬の散歩に出かけて、そのまま公園でしばらく遊ぶこと。

仕事モードからの切り替えにもなるし、何より娘がとても嬉しそう。

この時間を過ごすことで、「日中ずっと構ってあげられなかったな」という後ろめたさが、少し和らぐ気がします。

この先、どう働くのがいいんだろう

リモートワークには確かにメリットがあります。
通勤がないぶん時間に余裕があるし、ちょっとした家事ができたり、家族と顔を合わせる時間も増える。

でも、それが「子どもにとって良いことばかり」とは限らない。

今はまだ娘も小さくて、こうした工夫でカバーできている気がしますが、
もっと大きくなって、思春期に入ってきたときには――

「もしかしたら、あえて出社するという選択も必要になるかもしれないな」

そんなふうに思い始めています。

おわりに

子どもの前で働くということは、言葉にしなくてもいろんなメッセージを伝えてしまうんだと思います。

「自分は後回しにされてるのかな」
「ずっと静かにしていなきゃいけないの?」
「お父さん、いつも疲れてるな」

どれも、意図せずに子どもの心に残ってしまうこと。

だからこそ、子どもの成長に合わせて、働き方も変えていくという視点を持っていたいなと思います。

今すぐ答えが出るわけじゃないけれど、少しずつ考えていきたいテーマです。

ではでは。