都会のはしっこ、2LDKで育ててます。

小学生と暮らすリアルを、少しだけ理論的に語ってみるブログ

子どもの寝相が悪いのは成長の証?

こんにちは。「都会のはしっこ、2LDKで育ててます。」の管理人です。

我が家では、寝るときはセミダブルベッドとシングルベッドをくっつけて、家族3人+小型犬1匹で川の字になって寝ています。

横幅で言うと、キングサイズ+20cm。大人2人がゆったり寝られるはずのサイズです。

……が、そこに落とし穴。

小2の娘の寝返りが、まぁとにかくすごい。

仰向け→うつ伏せ→斜め→縦横無尽のローリングで、気がつくと私は壁側に押し込められており、寝返りも打てない状態に。

その一方で、我が家の小型犬だけは、絶妙な位置取りで快適に寝ています。おそらく、家族の中で一番“睡眠上手”。

そんな日々の川の字睡眠を通じて、ふと気になったんです。

「子どもって、なんでこんなに寝相が悪いの?」

ということで、調べてみました。

子どもの寝相、悪いのは当たり前?

親御さんなら一度は経験があるはず。寝ている子どもが、気づけばベッドの上下逆にいたり、体が90度どころか180度回転していたり。

その様子は時に笑えて、時に寝苦しく、そしてちょっぴり心配にもなります。

「もしかして眠りが浅いのでは?」 「ストレスがあるのかな?」 「成長に影響ないのかな?」

でも、結論から言うと――

寝相が悪いのは、実はとても健全なサイン。

しかも、脳や身体がしっかり育っている証拠でもあるというのだから、驚きです。

調べた中で特に納得感のあったポイントを、いくつか紹介します。

睡眠サイクルと脳の発達の関係

まず驚いたのが、子どもの睡眠サイクルの短さ。

大人は90~120分のリズムで浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)を繰り返していますが、子どもの場合はもっと頻繁。

2〜5歳ではおよそ60〜80分。

つまり、寝ている間に何度も「浅い→深い」を繰り返しているんですね。

特に子どもはレム睡眠の割合が高く、大人の2倍近いとも言われています。レム睡眠中は体が動きやすく、夢を見たり体がピクピクしたり。これが寝返りや寝相の悪さにつながっているようです。

さらに、ノンレム睡眠中には成長ホルモンが分泌され、レム睡眠中には脳の整理整頓が行われている。

つまり、

寝相が悪い=浅い眠りと深い眠りをしっかり繰り返している

ということ。これはむしろ“ちゃんと眠れている”証なのだとか。

小さな体は体温調節が下手

もうひとつ大事な視点が「体温」。

子どもは大人よりも体温が高く、しかも自分でうまく調節するのが苦手です。

眠っている間も体温が上昇するため、体勢を変えたり、布団を蹴ったりするのは、自然な“涼もうとする行動”

「なんでそんなに転がるの…」と大人は思いますが、本人は無意識に快適なポジションを探しているだけ。

うちの娘がベッドの端から端までローリングしているのも、その一環だと考えれば、少しは納得がいきます。

あと、子どもって布団をよく蹴りますよね。これも実は体温調整の一種だそうです。

動きすぎるのは、未発達な運動機能のせい?

姿勢のコントロール。これも寝相に関係するポイントです。

大人なら「ちょっと姿勢を直そう」「このままだと肩こりそうだな」と、寝ていてもなんとなくバランスをとることができます。

でも、子どもはそうはいかない。

まだ身体の筋肉や神経が未熟なので、一度崩れた体勢を自分で戻すことが難しいそうです。

そしてさらに、日中によく動いた日は、寝ている間も活発になる傾向があるのだとか。

たしかに、週末に公園で遊び倒した夜ほど、娘の寝返りは激しい気がします。

疲れている=深く眠れている=結果的に動きが多くなる。

なんだか逆説的ですが、理にかなってますね。

安心して寝ている証拠でもある

睡眠研究の専門家・白川修一郎先生によると

「子どもの寝相が悪いのは、脳がしっかり休めている証拠であり、安心して眠っている証拠でもある」

とのこと。

安心できる環境で眠っているからこそ、無防備に、自由に動ける。

たしかに、うちの娘もお気に入りのぬいぐるみと一緒にベッドに入ると、まるでバッテリーが切れるように即・爆睡モードです。

親としては「蹴られないか…」と身構えてしまいますが、本人にとっては快適な睡眠時間なんだろうな、と思います。

寝相の悪さ、いつまで続く?

調べていて少しホッとしたのは、寝相の悪さは成長とともに自然に落ち着いてくるという点。

脳の発達が進む10〜14歳頃になると、徐々に睡眠サイクルも安定し、寝相も落ち着いてくるそうです。

それまでは、むしろ元気な証。

川の字睡眠が続く限り、私はもう少し壁際でがんばることにします。

気になるサインは見逃さずに

ここまで、「寝相が悪いのはいいこと」と書いてきましたが、ひとつだけ注意点。

いびきがひどい、呼吸が止まる時間があるなどの症状があれば、睡眠時無呼吸症候群などの可能性もあるそうです。

寝返りが多いだけなら心配いりませんが、気になる症状があれば、小児科や専門医に相談してみるのが安心です。

我が家では、娘の寝相を「元気のバロメーター」と受け止めるようになりました。

多少押しつぶされても、時々布団を全部取られても、脳がしっかり育っていると思えばちょっとだけ微笑ましくもあります。

子どもにとって快適な睡眠環境を整えること。

それが、毎晩の川の字バトルを、少しだけ穏やかにしてくれる秘訣かもしれません。

ではでは。