都会のはしっこ、2LDKで育ててます。

小学生と暮らすリアルを、少しだけ理論的に語ってみるブログ

【脳科学と子育て②】“原始人”から育てよう?——成田奈緒子先生が語る「脳の育ち順」と親の役割

こんにちは、「都会のはしっこ、2LDKで育ててます。」の管理人です。

前回の記事では、小児科医・奥山力先生の著書をもとに、成長段階に合わせた“声かけ”をお伝えしました。
小児科医が教える 子どもの脳の成長段階で「そのとき、いちばん大切なこと」

今回はYoutubeのPIVOT公式チャネル視聴した小児脳科学者・成田奈緒子先生の動画から学んだ、「脳の育ちの順番」と親の心構えを深掘りします。


参考:成田奈緒子先生の解説(YouTubeより)

  • 【子どもの脳育て】脳の発達は順序が大切/カギは「脳の発達3ステップ」「3つの神経伝達物質」/過干渉の原因は親のストレス/グロース・マインドセットに育てる方法
  • 【子どもの脳に悪影響な3大行動】子育てはほったらかせ/「高学歴親という病」著者が現代の悩める親にアドバイス/溺愛・過干渉・矛盾を受け続けた子どもの末路

脳の育ちは3段階!まず“原始人”になろう

成田先生はまず、「賢い子」より、「立派な原始人」を育てたい、と強調しています。

脳が育つ3ステップ

発達段階 脳の領域 機能の概要 親ができること
① からだの脳 脳幹 睡眠・排泄・食欲など生命維持 規則正しい睡眠・食事・体を動かす習慣
② おりこう脳 大脳辺縁系 感情や記憶、注意力 「楽しかった?」「悲しかったね」など感情を受け止める言葉がけ
③ こころの脳 前頭前野 論理思考・自己制御・判断力 「どう思う?」「どれがいい?」と問いかけて考える機会を与える

この順番を無視して先に③を育てようとすると、基盤が育っていない心に無理が生じます。


実感:わが家が整えた「原始人ライフ」

小学2年生の娘と暮らす我が家。最近は、①②段階の土台を重視しています:

  • 毎朝・夜は時間を決めてのルーティン(睡眠の安定) -「今日どうだった?」と感情に寄り添った声がけ
  • 外遊びをしっかり取り入れ、五感で感じる時間を確保

これを意識してから、調子が良い気がします。


“親のゆるみ”が、子どもの“やる気”につながる

成田先生はまた、「親の過干渉」ではなく「見守る余白」が脳を育てると言います。

確かに、親が先回りしすぎると、子どもは自分で考える機会を失ってしまいます。

「正論を先に教えるのではなく、子どもが“考える余白”を持つことが大切」


まとめ:焦らない子育ては“土台重視”

  1. 脳は①→②→③の順に育つ
  2. まずは「原始人」的な生活リズムと感情表現の土台づくりを
  3. 親はゆるめて見守り、「考える余白」を提供する

焦らず、今のステージに合った関わりを心がけることで、子どもも親も「ちょうどいい距離感」を保てますね。