都会のはしっこ、2LDKで育ててます。

小学生と暮らすリアルを、少しだけ理論的に語ってみるブログ

マリオパーティという修羅場。負けず嫌いな我が子を、この冬あえて「叩きのめす」

こんにちは。「都会のはしっこ、2LDKで育ててます。」の管理人です。

いよいよ冬本番、寒さが身に染みる季節になりました。
今年の年末年始は家でゆっくりしようかなと考えている今日この頃。

こうなると、必然的に稼働率が上がるのがNintendo Switch
家族でワイワイ遊べるなら大歓迎なんですが、毎回そう平和にはいきません。

我が家には、少々やっかいな「負けず嫌い」がいるからです。

先日、日経xwomanでこんな記事を見つけました。 まさに我が家のことかと思い、思わず熟読してしまいました。

woman.nikkei.com

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今日はこの記事を読んでハッとした、負けず嫌いっ子への向き合い方と、私の年末年始のささやかな決意(宣戦布告?)の話です。


この記事の3行まとめ

  • 「負けず嫌い」は成長のエネルギー源。無理に直したり、親が手加減して勝たせる必要はない。
  • 家の中で「負ける悔しさ」や「壁」を経験させることが、外での対人トラブルを防ぐ予防接種になる。
  • 年末年始のゲーム大会、親は心を鬼にして「ガチプレイ」で子供を負かすことが、実は一番の教育。

マリオパーティという名の我慢大会

冒頭の記事を読んで、まず頭に浮かんだのが我が家のゲーム事情でした。
特に『マリオパーティ』。

このゲームをご存じの方ならわかると思いますが、あれ、結構残酷なゲームなんですよね。
一生懸命ためたコインやスターを、一発のルーレットで奪われたりする。
実力だけじゃどうにもならない理不尽さが、そこにはあります。

うちの子は、これがどうしても許せない。
負けそうになると雲行きが怪しくなり、実際に負けた瞬間、ズーンと重たい空気を放ちながら不機嫌になります。

「……もう一回。勝つまでやる」

怒るというより、地の底から響くような低いトーン。
リビングでこれをやられると、正直、親の精神も削られます。
せっかくの休みだし、楽しく終わりたい。
面倒くさいから、もうわざと負けてあげて、機嫌よく終わらせちゃおうか……。

そんな「接待プレイ」でその場を凌ぐこと、恥ずかしながら何度もありました。


負けず嫌いは「才能」だった

でも、紹介した記事を読んで考えが変わりました。
親が手加減して機嫌を取るのは、一番やっちゃいけないことのようです。

まず、「負けず嫌いそのものは悪くない」ということ。

言われてみれば、アスリートも起業家も、結果を出す人はみんな負けず嫌いです。
悔しいから練習するし、悔しいから工夫する。
負けてもヘラヘラしているより、よっぽど見込みがあるわけです。

ただ、低学年のうちはまだ自分の感情コントロールが未熟なだけ。
ふてくされたり、周りとぶつかったりするのは、「性格がむき出し」の状態だからで、成長過程では当たり前のことなんだそうです。

親は「壁」でいい

一番響いたのは、記事の中にあった専門家の言葉です。

「手加減をする必要はなくて、たたきのめしておけばいい」

思わず笑ってしまいましたが、妙に納得しました。

親が手加減して勝たせていると、子供は勘違いしたまま外に出ます。
「自分は強い」「思い通りになる」と。
でも、外の世界はそんなに甘くない。友達は手加減なんてしてくれません。

そこで初めて鼻をへし折られてパニックになるより、 安全な家庭の中で、親という「絶対的な壁」にぶつかっておく。

「上には上がいる」 「努力しても勝てないことがある」 「理不尽なこともある」

それを肌感覚で知っておくことが、実はすごく大事な経験になるんですね。


トラブルこそが学びのチャンス

「負けず嫌いすぎて、友達と喧嘩になるんじゃないか」
親としてはそこが一番心配です。

でも、記事によると、親が先回りしてトラブルを回避させる必要もないとか。
低学年の子に「相手の気持ちを考えなさい」と口で諭しても、まだピンとこないそうです。

それよりも、実体験。

  • 負けて不機嫌になる。
  • 友達に嫌な態度をとる。
  • その結果、「もうお前とは遊ばない」と言われてハブられる。

この「痛い目を見る」経験こそが、 「あ、やりすぎると損するんだ」「人が離れていくんだ」 という最強の学習になります。

親ができるのは、トラブルを未然に防ぐことじゃなくて、 痛い目を見て落ち込んでいる時に「どうすればよかったんだろうね」と寄り添うことくらい。
失敗させる勇気、持たないといけませんね。


比較するのは「過去の自分」だけ

あと一つ、親が気をつけなきゃいけないことも書かれていました。
ついつい言っちゃう「〇〇ちゃんはもっとお行儀いいのに」みたいな比較。

これ、火に油を注ぐだけみたいです。
他人と比べると、どうしても「勝ち負け」に意識がいってしまう。

大事なのは「自分軸」です。

「さっきより操作うまくなったじゃん」 「負けたけど、最後まで投げ出さずにやったね」

そうやって、過去の自分との比較で成長を認めてあげることが、 結果的に「負け」を受け入れる心の余裕に繋がっていくそうです。


今年の冬、私は鬼になります

というわけで、我が家の年末年始の方針が決まりました。

今年の年末年始は、家でゆっくり過ごす予定です。
当然、リビングのテレビではマリオパーティが起動することになるでしょう。

宣言します。
今回の私は、一切の手加減をしません。

スターを奪えるチャンスがあれば、迷わず我が子から奪います。
ミニゲームも連打で圧勝します。
コインも容赦なく巻き上げます。

子供は不機嫌になるでしょう。
口をきかなくなるかもしれません。
ふてくされて部屋の隅に行くかもしれません。

でも、そこが踏ん張りどころ。
物が飛んできたら「それは違う」と叱りますが、 悔しがっているうちは、「勝負の世界は厳しいのだよ」と涼しい顔でいようと思います。

そして、もし気を取り直して「もう一回」と挑んできたら。
その時は「いい根性してるな」と全力で褒めて、また全力で叩きのめします。

大人気ない?
いいえ、これが教育です(ということにしておきます)。

もし、お子さんの負けず嫌いに疲れている方がいたら、 この冬は一緒に「ガチ勢」になってみませんか?
親が本気で楽しんで、本気で勝つ。
それが案外、一番いい特効薬になるかもしれません。

拗ねて、怒って、それでもまたコントローラーを握る。
そんな我が子の成長を期待しつつ。

ではでは。