こんにちは。「都会のはしっこ、2LDKで育ててます。」の管理人です。
小学2年生の娘と一緒に読んでいる読売KODOMO新聞。
その中に「ワールドトピックス」という、世界の国を紹介する小さな連載シリーズがあります。
我が家では読売KODOMO新聞をスクラップして、気になったことを書き込んだりしているのですが、
このワールドトピックスは記事のスペースが小さめなので、載っている情報はどうしても少なめ。
さらに、私も正直そんなに世界の国に詳しいわけではないので、親として提供できる情報にも限りがあります…。
そこで、スクラップブックを作る前に、親子でもう少し深掘りしてみよう!ということで、この「ワールドトピックス深掘りシリーズ」を始めてみることにしました。
第一回目に取り上げるのは、2025年10月30日号で紹介されていた「マダガスカル共和国」です。
旅行ガイド的な「行くならここ!」という情報ではなく、
「そういえば、私たちが普段暮らしているこの街と、ずいぶん遠く離れたあの国。そこでは、どんな“暮らし・学び・遊び”があるんだろう?」
と、子どもと一緒に想像を巡らせるきっかけにできたらいいな、と思って調べてみました。
この記事の3行まとめ
- アフリカの東に浮かぶマダガスカルは、地理的に離れているからこそ育まれた独自の自然と文化が魅力です。
- キツネザルやバオバブに加え、主食が「お米」という共通点や、「ファディ」という不思議なルールも。
- 子どもと一緒に「もしこの国にいたら?」と想像を膨らませる、親子で話せるきっかけをまとめました。
国の基本と“最初の驚き”
まずは基本的な情報から。
知っておくだけで「へぇ」と驚く、マダガスカルの基本を一緒に見てみましょう。
- マダガスカルは、アフリカ大陸の東、インド洋に浮かぶ島国です。
- 面積は約 587,295 km²。これは日本の約1.6倍の大きさ。
- 首都は アンタナナリボ(Antananarivo)です。
- 人口は最近では約3,196万人。
- 大事なポイントは、この島がとっても長い間、ほかの大陸から離れていたこと。だから、動植物の約90%以上が「固有種」、つまり“マダガスカルにしかいない”生き物たちなんだそうです。
「日本と同じ島国」と言っても、海に囲まれているという共通点はありますが、環境や生き物、文化の成り立ちはかなり違います。
例えば、私たちが「当たり前」と思っている動物や植物も、マダガスカルでは“まったく違う歴史”を歩んできた。
この「違い」こそ、子どもと話す面白い“きっかけ”になりそうです。
マダガスカルといえば! 記憶に残る自然と文化
ここからは、「一度聞いたら忘れない」ような、マダガスカルならではの自然や文化を紹介します。
印象的なもの1:キツネザルたちと固有生物の森
島が大陸から離れて、とっても長い時間が経った結果、動植物の進化は“ほかでは見られない”特別なものになりました。
例えば、キツネザルはその代表例ですね。
標高が高い場所から乾いた土地まで、環境がとっても多様で、それぞれの場所に合わせて進化した生き物たちが暮らしているんですね。
印象的なもの2:バオバブ並木と“時間を感じる”風景

「バオバブ並木」という言葉を聞いたことがある人も多いかもしれませんが、マダガスカルには象徴的な風景があります。
とても長生きで、どっしりとした存在感のあるバオバブの木が並ぶ風景。
これは、ただ「写真映えする」という以上に、子どもの目線で「この国の木は、なんだか大きいね!」「時間がゆっくり流れてそう」と感じる、いい材料になりそうです。
食卓と、暮らしのルール:私達と“同じ”と“違う”
ユニークな自然や動物だけでなく、マダガスカルの人々の「暮らし」に目を向けると、私達との“同じ”ところと“違う”ところが見えてきて、これがまた面白いんです。
主食は私たちと同じ「お米」
一番の驚きは、マダガスカルの主食が、私たち日本人と同じ「お米」だということ。
稲作がとても盛んで、世界でもトップクラスのお米消費国なんだそうです。
現地ではお米を「ヴァリ(Vary)」、 そしてご飯にのせて食べるおかずを「ラウカ(Laoka)」と呼ぶそうです。
お肉や野菜を煮込んだ汁物のようなおかずをご飯にかけて食べたり、日本でいう「そぼろごはん」のような料理(プティケーニャというそうです)があったり。
「マダガスカルの人も、毎日お米食べてるんだって」 この“共通点”は、子どもにとって遠い国が一気に身近になる、すごい「フック」になると思いませんか? 「どんなおかず(ラウカ)を乗せてるのかな?」なんて、食卓で話が弾みそうです。
不思議なルール「ファディ(Fady)」
一方で、「これは違う!」と面白いのが、「ファディ(Fady)」と呼ばれる昔からの“ルール”や“タブー(禁忌)”が暮らしの中に残っていること。
これは地域や家族、個人によっても内容が様々だそうで、 例えば、「この曜日は、この仕事をしてはいけない」とか、「この聖なる場所では豚肉を食べてはいけない」といったものがあるそうです。
科学的な理由というよりは、ご先祖様から代々受け継がれてきた「ならわし」のようなもの。
もちろん、全部が今も厳格に守られているわけではないでしょうし、都市部と地方でも違うと思いますが、 「その土地ならではのルール」が今も息づいているのは興味深いです。
声に出してみたいマダガスカル語
公用語はマダガスカル語とフランス語だそうです。 せっかくなので、基本的な挨拶を調べてみました。
こんにちは: サラーマ(Salama)
ありがとう: ミサウチャ(Misaotra)
「サラーマ!」 「ミサウチャ!」
なんだか響きが可愛いですよね。 スクラップブックに、この二言だけでも書き添えておくと、ぐっとその国が近くなった気がします。
まとめ:この国から感じたこと
マダガスカルについて調べてみて、私が感じたことをまとめつつ、親子での会話のヒントを置いておきますね。
この島国は、「すごく遠くにあるけれど、“暮らし・遊び・学び”という視点で見ると、私たちの日常と重なる部分もあって、決して別世界ではない」ことを教えてくれる気がします。
特に「主食がお米」という共通点と、「ファディ」という不思議なルールの違い。
この「同じ」と「違う」のバランスが、子どもと一緒に世界を見る面白さなんだな、と改めて感じました。
親子で「もしこの国で暮らしたら、どんな一日になるかな?」「私たちの毎日と、どんなところが似ていて、どんなところが違うかな?」なんて話してみるのも、面白いかもしれませんね。
この連載では、次回以降も「読売KODOMO新聞」のワールドトピックスで紹介された国を取り上げて、子どもと一緒に“身近な知的好奇心”を広げていきたいと思います。
ではでは。
