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北里大学附属順天中学校に迫る|探究教育と国際交流が光る名門校

こんにちは。「都会のはしっこ、2LDKで育ててます。」の管理人です。

これまでいろいろな中学校を調べて記事にしてきました。

今回は、北区王子にある 順天中学校(2026年より北里大学附属順天中学校・高等学校に校名変更予定) を取り上げます。

学校HPより

医学・生命科学の名門、北里大学との連携が決まり、大きく動き出そうとしているこの学校。
伝統と革新を両立する教育がどう展開されているのか、詳しく見ていきたいと思います。



アクセス良好な都心の私立校

【基本情報】

※注記:2026年4月1日より「北里大学附属順天中学校・高等学校」に校名変更予定。内部進学制度も始まります。

王子駅から徒歩数分というアクセスの良さは、首都圏の私立中学を選ぶうえで大きな魅力です。
北里大学との一貫教育体制が加わるとなれば、理系を目指す子どもにとって一層注目されそうですね。

世界とつながる多彩な海外研修プログラム

順天は国際交流プログラムがとても充実しているのも大きな特徴。短期から長期まで幅広い選択肢があり、英語力や探究心を実地で育てられる環境があります。

ニュージーランド短期留学

  • 研修地: ニュージーランド北島の公立学校
  • 期間: 10週間(7月後半〜9月末まで)
  • 対象者: 中等部3年生の希望者(英語基礎力がある生徒)
  • 研修内容: 各校2名でホームステイをしながら現地の生徒と一緒に学ぶ。帰国後は英語で報告発表を実施。

高等部2年研修旅行(マレーシアコース)

  • 研修地: マレーシア
  • 期間: 7日間(7/27〜8/2)
  • 対象者: 高等部2年生(6コースのうち1コースを選択)
  • 研修内容: アジアの文化と社会を学ぶ研修。

高等部2年研修旅行(カナダ・ヴィクトリアコース)

  • 研修地: カナダ・ヴィクトリア
  • 期間: 18日間(7/19〜8/5)
  • 対象者: 高等部2年生(6コースのうち1コースを選択)
  • 研修内容: 英語学習を中心とした語学研修。

高等部2年研修旅行(オーストラリア・シドニーコース)

  • 研修地: オーストラリア・シドニー
  • 期間: 7日間(8/17〜23)
  • 対象者: 高等部2年生(6コースのうち1コースを選択)
  • 研修内容: 英語学習を中心とした語学研修。

高等部2年研修旅行(オーストラリア・ブリスベンコース)

  • 研修地: オーストラリア・ブリスベン
  • 期間: 15日間(7/21〜8/5)
  • 対象者: 高等部2年生(6コースのうち1コースを選択)
  • 研修内容: 科学の学びを中心とした研修。

オーストラリア・ブリスベン長期留学(指定校留学)

  • 研修地: オーストラリア・ブリスベン市の公立高校(クリーブランド地区州立高校など)
  • 期間: 1年間(10ヶ月以上)
  • 対象者: 高等部1年生(校内選考により5名選出)
  • 研修内容: 英語能力に応じた学年に所属して現地の生徒と一緒に学ぶ。東京都私学財団から155万円の支援金あり。

トビタテ留学JAPAN対応プログラム

  • 研修地: 世界各国(生徒の企画による)
  • 期間: プログラムにより異なる
  • 対象者: 全学年(審査あり)
  • 研修内容: 生徒自身が企画した留学内容で参加。2015年開設以来、累計25名が採択。

国際学校交流プログラム

  • 研修地: 校内(海外交流校生徒を受け入れ)
  • 期間: 年間を通じ複数回
  • 対象者: 全学年
  • 研修内容: 世界各国の生徒が訪問し交流。1964年から半世紀以上続く国際教育活動。

短期・中期・長期のプログラムが揃っていて、自分に合ったスタイルで国際経験を積めるのが強みです。特にニュージーランドでの10週間研修やブリスベンでの1年間留学は、英語だけでなく異文化理解を深められる貴重な機会になりそうです。

北里大学との連携と探究教育の進化

順天の注目ポイントは何といっても、2026年から始まる 北里大学との一貫教育体制

医療・生命科学で知られる北里大学と結びつくことで、将来医学・看護・薬学・獣医学を志す生徒にはかなり魅力的な進路が開けることになります。2028年の法人合併も視野に入れた大きな動きで、教育界でも話題になっています。

また、探究学習も非常に先進的です。スローガンは「探究から研究へ」。理数探究や英語探究など、科目別に深掘りできる仕組みがあり、幅広い視野と深い学びを追求する時間が設けられています。

社会に向き合う教育姿勢

ユニークなのが「共生社会探究」という取り組み。
中学1年から「高齢者の元気な暮らし」について学び、社会課題をテーマに探究を深めていく流れがあります。

また、社会福祉部の活動も活発で、王子消防署と連携した応急救護講座など、地域社会への貢献も実践的。こうした活動が、生徒の価値観や社会性を育む大切な場になっている印象です。

進学実績と学びの質

進学実績も安定しており、毎年 早慶上理に50人以上 が合格。「探究授業が充実している進学校」という位置づけがぴったりです。

もちろん、すべての生徒が北里大学を目指すわけではなく、多様な進路に対応できる点も安心材料です。
理系に限らず幅広い学問領域への進学実績があることは、保護者にとっても安心できるポイントではないでしょうか。

まとめ

順天中学校は190年の伝統を持ちながらも、時代に合わせて柔軟に進化し続けている学校でした。

  • 2026年からは「北里大学附属順天」として新たな歴史をスタート
  • 国際教育が充実しており、短期から長期まで多彩な留学制度
  • 探究教育で実績を積み、進学でも難関大学に多数合格

「伝統」と「未来志向」を両立させた教育スタイルが、この学校の大きな魅力だと思います。理系に関心がある子どもはもちろん、幅広い進路を考えている子にも合う選択肢の一つになりそうです。

ではでは。