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女子聖学院中学校高等学校を徹底調査!駒込で育む「面倒見の良さ」と「先進性」

こんにちは。「都会のはしっこ、2LDKで育ててます。」の管理人です。

最近、教育関連のニュースを見ていると、学校と企業の連携や、実社会とつながる「探究学習」といったキーワードを本当によく目にするようになりました。

知識を学ぶだけでなく、それをどう社会で活かしていくか、という視点がますます重要になっているんですね。

これまでも、そんな視点でいろいろな首都圏の中学校を調べて記事にしてきました。
もしよろしければ、こちらのまとめページもご覧ください。

👉 首都圏中学調査まとめ|公立・国立・私立・女子校・共学校別リンク集【随時更新】

さて、今回調査したのは、伝統的なキリスト教教育を大切にしながらも、非常に先進的な取り組みをされている、女子聖学院中学校高等学校です。

学校HPより

先日、「アイウェアブランドのZoffと提携して、国内初かもしれない『学校指定サングラス』の導入を目指す」というプレスリリースを見かけたので印象に残っていました。

prtimes.jp

調べてみると、かなりアクティブで新しい教育をされているようです。

  • 国内初? Zoffと目指す「学校指定サングラス」とは?
  • 女子校なのに共学? 隣の男子校と行う「SDGsプロジェクト」の中身は?
  • 生徒の自主性を育むという、独自の手帳「JSGプランナー」の実力は?
  • そして、昔から評判の「面倒見の良さ」は今も健在なのか?

基本情報から独自の取り組み、充実した海外研修、そして気になる口コミまで、今回もじっくり深掘りしていきたいと思います!

3行でわかる!女子聖学院中学校高等学校のポイント

  • 女子聖学院は、Zoff連携や男子校とのSDGsなど先進的な取り組みが多数。
  • 海外研修は長期・短期ともに充実、特に英国や豪州への留学が豊富。
  • 口コミでは「先生の面倒見の良さ」「温かい校風」が高評価な一方、部活の活性化を望む声も。

まずは基本情報から|女子聖学院中学校高等学校

まずは、女子聖学院の基本的な情報から確認していきましょう。


JR山手線の駒込駅から徒歩7分。これはかなりアクセスが良いですよね。

京浜東北線上中里駅も使えるので、路線的にも便利です。

高校からの募集は行っていない、完全中高一貫校なんですね。

駒込から世界へ|充実の海外研修プログラム

女子聖学院は、英語教育や国際交流にも力を入れているようです。

海外研修プログラムがかなり充実していたので、一つずつ見ていきます。
(※最新の情報は必ず公式サイトをご確認ください).


立教英国学院留学

  • 研修地: イギリス・ロンドン近郊(立教英国学院
  • 期間: 1年間(中学3年時の4月から)
  • 対象者: 中学3年生の希望者
  • 研修内容:
    寮生活をしながら生きた英語、英語圏の考え方、国際感覚を学ぶ。立教英国学院にて1年間の留学生活を送り、帰国後は女子聖学院高等学校1年に戻る。

セブ島語学研修

  • 研修地: フィリピン・セブ島
  • 期間: 短期)
  • 対象者: 中学3年生~高校2年生の希望者
  • 研修内容:
    1日5コマのマンツーマンレッスンと3コマのグループレスンで集中的に英語を学ぶ。週末には孤児院訪問や炊き出しボランティアなどのソーシャルアクティビティーに参加する。

オーストラリア ターム留学・年間留学

  • 研修地: オーストラリア・クイーンズランド州
  • 期間: 約2ヶ月・1年間
  • 対象者: 中学3年生~高校2年生の希望者
  • 研修内容:
    オーストラリアクイーンズランド州にてホームステイをしながら名門私立女子校Fairholme Collegeに通う。通常授業のほかにESL(英語を母国語としていない人のための英語教育)クラスも準備された留学プログラム。

イギリス研修

  • 研修地: イギリス・ロンドン近郊(名門私立校の寮)
  • 期間: 10日間
  • 対象者: 中学3年生~高校2年生の希望者
  • 研修内容:
    ロンドン近郊で1日3時間の英語レッスンや各種アクティビティーを行う。ロンドンやオックスフォードの街や名跡を巡り、歴史と文化も学ぶ。2024年度より開始された新プログラムで、名門私立校の寮に滞在しながら、世界各国から集まる生徒たちと交流し、世界中の文化に触れる体験ができる。

中3から行ける1年間のイギリス留学やオーストラリア留学があるかと思えば、セブ島でのマンツーマン集中研修、10日間のイギリス短期研修まで。

2ヶ月のターム留学という選択肢も、いきなり1年は不安だけどしっかり体験させたい、というニーズに合っていそうです。

これだけ選択肢があれば、本人の希望やレベルに合わせて選べそうですね。

女子聖学院ならではの強み|「面倒見」と「先進性」を育む教育

さて、ここからは女子聖学院ならではのユニークな取り組みを見ていきます。

伝統的な「面倒見の良さ」と、冒頭で触れたZoffの件のような「先進性」が、どう両立しているのか気になります。

1. 男女別学×共学のハイブリッド教育「SDGsプロジェクト」

まず面白いのが、お隣にある聖学院中高(男子校)と合同で行っている「SDGsプロジェクト」です。

女子校にいながら、課外活動では男子校の生徒とチームを組んでPBL(課題解決型学習)に取り組むとのこと。

「防災エコ」「環境エコ(菜園、フードロス、コンポストなど)」といったチームに分かれて活動するそうです。

2024年度からは「DX教育ユニット」も新設され、デジタルシティズンシップを学ぶ男女合同プロジェクトも進んでいるとか。

別学の良さ(落ち着いた学習環境)と、共学の良さ(多様な視点での協働)を両方体験できる、まさに「ハイブリッド教育」ですね。これは他校にはなかなかない強みだと感じました。

2. 企業との産学連携で実社会とつながる「Zoff×JSGプロジェクト」

こちらが気になっていた「Zoff」との産学連携プロジェクトです。

2025年6月に始まったばかりのようで、生徒がモニターとしてサングラスを試し、紫外線や目の健康について学んでいるそうです。

学校HPより

希望者約90名にサングラスを提供し、夏休み中に着用検証を行い、その実証結果をもとに、Zoffは2026年に国内初となる「学校指定サングラス」の導入を目指しているとのこと。

単なる職業体験ではなく、企業の新製品開発(しかも「学校指定」という新しい市場)に生徒が深く関わっていく。

実社会とのつながりを強く意識した、先進的な取り組みですよね。

3. シェアドリーダーシップで一人ひとりが輝く学校行事運営

運動会などの学校行事運営にも特色がありました。

女子聖学院では「シェアドリーダーシップ」という考え方を大切にしているそうです。

これは、特定のリーダー(運動会長とか)だけが頑張るのではなく、生徒一人ひとりが自分の役割を見出し、仲間とともに行事をつくり上げていく、というもの。

伝統的に受け継がれてきた考え方のようで、立教大学の先生による「リーダーシップ研修」も実施しているとか。

ともすると「リーダータイプの子」だけが活躍しがちな学校行事ですが、全員が何かしらの役割で輝ける場を用意する、という姿勢はとても素敵だなと思います。

4. 自己管理力を育む独自ツール「JSGプランナー」

生徒一人ひとりが「JSGプランナー」というオリジナルのスケジュール帳を持って、自己管理に活用しているそうです。

見開き1週間のバーチカルタイプ。

授業や宿題、部活の予定を書くだけでなく、「実行できたか振り返る」ことも重視している点が良いですね。

高校生になると学習時間を積算する欄もあるとか。

中高生の時期に「計画→実行→振り返り」の習慣をツールを使って身につけられるのは、将来絶対に役立つスキルですよね。

5. キャリア教育の新展開「ディズニーアカデミー研修」

2025年度から高校1年生向けに「ディズニーアカデミー」研修が始まったそうです。

これは、東京ディズニーリゾートが公式に提供しているセミナーで、「働く」という視点でパークのフィロソフィーやノハウを学ぶプログラム。

現役キャストからコミュニケーションのポイントを聞き、それをパーク体験ですぐに実感できる、という構成だそうです。

「おもてなし」や「組織運営」の最高峰とも言えるディズニーから直接学べるなんて、すごく贅沢なキャリア教育ですよね。

6. 環境探究学習の実践「Nature eco Camp」

2025年度から中学2年生向けに始まった新しいプログラム「Nature eco Camp(NeC)」。

中学2年生の総合学習では「自然環境」をテーマにしているそうで、その一環として宿泊を伴う本格的な自然環境キャンプを新設したとのこと。

学校周辺のゴミ拾いといった身近な活動から、自然の中での宿泊体験まで、段階的に環境教育を深めていくようです。

キリスト教の基盤を大切にしつつ、Zoff連携、男子校とのSDGs、ディズニー研修、新しいキャンプの新設など、時代に合わせてどんどん新しいことにチャレンジする姿勢がすごいですね。

気になる「リアルな声」は?口コミを調査しました

さて、ここまで学校の魅力的な取り組みを見てきましたが、保護者としてやっぱり気になるのは、実際に通っている方々の「生の声」ですよね。

いつものように「みんなの学校情報」や個人ブログなど、ネット上の口コミを調査して、私なりにまとめてみました。

(※あくまでも個人の感想であり、匿名掲示板の性質上、主観や事実と異なる情報が含まれる可能性がある点をご留意ください。).

まず全体的な印象として、非常に好意的な口コミが多いです。

特に目立つのは、「先生の面倒見が良いこと」と、「校風が温かく、落ち着いていること」。この2点を評価する声が大多数でした。

一方で、部活動の活性度や、進学サポートの手厚さについては、期待するレベルによって少し意見が分かれる部分もあるようです。

良い口コミ:面倒見の良さ・校風・環境が高評価

調査した中で、特に多く見られたポジティブな意見は以下のような点です。

  • 先生方の「面倒見の良さ」

    「先生方は熱心に悩みを聞いてくださいます。」

    やはり、これが一番多い声でした。 先生が生徒一人ひとりに寄り添い、丁寧に対応してくれる、という評価です。
    保護者との面談や個別対応にも満足している声が見られました。

  • 温かく「自然体」でいられる校風

    「自然体で過ごせるあたたかい学校。」

    生徒さん同士の雰囲気がギスギスしておらず、穏やかで落ち着いている、という評価も目立ちました。
    女子校特有の厳しさや派手さが(あまり)ない、ということなのかもしれません。

  • 都心なのに「緑豊か」な環境と校舎

    「山手線でこんなに広くて緑豊かなんて贅沢」 「校舎が広くてキレイ!」

    駒込というアクセスの良い立地でありながら、敷地に緑が多く、校舎も清潔で環境が良い、という点を評価する声もありました。

気になる口コミ:部活動や先生との相性

一方で、改善を望む声や、気になる点として挙げられていたのは以下のような点です。

  • 部活動の活性度について

    「クラブ活動がいまいちパッとしないのが気になる」

    これは一定数見られました。
    囲碁部のように全国レベルの部もありますが、全体としては「もう少し活気がほしい」「種類が少ないかも」と感じる方もいるようです。

  • 先生や学年による「差」について

    「依怙贔屓」や「対応の差」を指摘する投稿がある。

    「面倒見が良い」という評判の裏返しかもしれませんが、一部で先生との相性や、学年ごとのカラーの違いを指摘する声もゼロではありませんでした。

  • 進学サポートのスタンス

    「学力は生徒やご家庭次第に思います。」

    学校側もサポートはしてくれるものの、いわゆる「大学受験特化」の進学校のように、学校がガツガツと引っ張っていく感じではなさそうです。

口コミをどう解釈するか? 私の視点

これらの口コミを見て、私が感じたことを少し。

まず、「面倒見の良さ」は、この学校の大きな魅力であることは間違いなさそうです。
「シェアドリーダーシップ」の話にも通じますが、ガツガツした競争よりも、一人ひとりが自分の居場所を見つけて、安心して過ごせる環境を大切にしているのかな、と感じました。

その一方で、「部活動」「進学」については、何を重視するかによりますよね。
部活に青春を捧げたい!というタイプだと物足りないかもしれませんが、勉強や他の活動と両立したい子にはちょうど良いのかもしれません。

進学についても、JSGプランナーに見られるように、あくまで生徒の「自主性」を育む方針なのかも。
手厚い受験対策を学校に全面的に期待する場合は、少しイメージと違う可能性がありそうです。

学校の特色で見た「Zoff連携」や「SDGsプロジェクト」のような先進的な取り組みと、口コミで評価される伝統的な「面倒見の良さ」が同居しているのが、女子聖学院の最大の魅力なのではないかと感じました。

まとめ|女子聖学院はどんな家庭におすすめ?

ここまで、女子聖学院中学校高等学校について詳しく調査してみました。

最後に、この学校はどんなご家庭、どんなお子さんにおすすめできるのか、おこがましくも私なりにまとめてみたいと思います。

女子聖学院中学校高等学校は、

  • キリスト教を基盤にした、穏やかで温かい環境を求めているご家庭
  • 先生に一人ひとり手厚く見てもらえる「面倒見の良さ」を重視するご家庭
  • 伝統を大切にしつつ、企業連携やSDGsなど「先進的な学び」も体験させたいと考えるご家庭
  • ガツガツした競争よりも、生徒の自主性や自己管理能力をじっくり育てたいと願うご家庭

に、特にフィットする学校ではないでしょうか。

「落ち着いた環境で、安心して6年間を過ごしてほしい。でも、時代に合った新しいチャレンジもさせてあげたい」

そんな、伝統と革新の「いいとこ取り」を願うご家庭にとって、とても魅力的な選択肢の一つになりそうですね。

ではでは。