こんにちは。「都会のはしっこ、2LDKで育ててます。」の管理人です。
最近、首都圏の学校選びも、本当に多様化してきましたよね。
「グローバル教育」や「探究学習」といった新しい流れに力を入れる学校が増える一方で、あえて流行に流されず、「伝統」と「堅実な学び」を貫くことで確固たる地位を築いている学校もあるようです。
これまでも、そんな視点でいろいろな首都圏の中学校を調べて記事にしてきました。もしよろしければ、こちらのまとめページもご覧ください。
👉 首都圏中学調査まとめ|公立・国立・私立・女子校・共学校別リンク集【随時更新】
さて、今回調査したのは、まさにその「伝統」と「堅実さ」を象徴する学校の一つ。女子御三家としても知られる、東京都千代田区の雙葉中学校・高等学校です。

- 女子御三家の一つ、その「校風」の実際は?
- 伝統の「フランス語教育」って、今も続いているの?
- 気になる「海外研修」は実施している? していない?
- 週6日制のカリキュラムや、独自のクラブ活動とは?
基本情報から、他の学校とは一線を画す独自の教育、そして気になる口コミまで、今回もじっくり深掘りしていきたいと思います!
- 3行でわかる!雙葉中学校のポイント
- まずは基本情報から|雙葉中学校・高等学校
- 気になる「海外研修」は?|調査結果まとめ
- 雙葉ならではの強み|伝統と堅実さを育む5つの柱
- 気になる「リアルな声」は?口コミを調査しました
- まとめ|雙葉はどんな家庭におすすめ?
3行でわかる!雙葉中学校のポイント
- JR・メトロ「四ツ谷駅」から徒歩2分。圧倒的なアクセスを誇る、カトリック系の伝統女子校。
- 週6日制の授業、中3全員必修の「フランス語教育」など、堅実な学習カリキュラムが特色。
- 学校主催の「海外研修プログラム」は実施しておらず、国内での体験学習を重視する明確な方針。
まずは基本情報から|雙葉中学校・高等学校
まずは、雙葉中学校・高等学校の基本的な情報から確認していきましょう。
- 学校名: 雙葉中学校・高等学校
- 住所: 〒102-0085 東京都千代田区六番町14-1
- 最寄駅からのアクセス:
- 設置区分: 私立
- 性別区分: 女子校
- 系列校:
- 小学校: 有(雙葉小学校)
- 大学: 無
- 高校募集: 無(完全中高一貫校)
- 学校公式サイト: https://www.futabagakuen-jh.ed.jp/jsh/
何と言っても、四ツ谷駅から徒歩2分というアクセスは圧倒的ですね。
6年間の通学を考えると、この「駅近」は親子ともに大きな安心材料になると感じます。
気になる「海外研修」は?|調査結果まとめ
グローバル教育が注目される中、雙葉中学校の海外研修はどうなっているのでしょうか。
最近は多くの私立校が多彩なプログラムを用意していますが、学校HPや関連サイトでは学校が主催する海外研修プログラムは確認できませんでした。
※なお、個人での留学については、学校として一定の条件のもとで対応する制度がある可能性がありますが、詳細については学校に直接お問い合わせいただくことをお勧めします。
これは、学校の非常に明確な「方針」だと感じました。
「学校がお膳立てする研修」ではなく、「必要なら個人で行く」というスタンスは、ある意味で生徒の「自立」を重んじているとも言えますし、教育のリソースを別の場所(この場合は国内での学びや日々の授業)に集中させている、ということなのだと推察します。
雙葉ならではの強み|伝統と堅実さを育む5つの柱
では、海外研修プログラムがない代わりに、雙葉はどのような点に力を入れているのでしょうか。
調査でわかった「学校独自の強み・取り組み」を5つにまとめます。
1. 伝統のフランス語教育
設立の経緯から、雙葉中学校では現在でもフランス語教育が重視されています。
中学3年で全員がフランス語を週1.5時間学び、高校では英語またはフランス語を選択履修することができるそうです(フランス語選択者は例年15人程度とのこと)。
実用フランス語技能検定試験で「文部科学大臣賞団体賞」(2024年度)を受賞するなど、その取り組みは高く評価されています。
第一外国語としてフランス語を選べるカリキュラムは、首都圏でも非常に珍しいですね。
2. 中学では全生徒必須参加の独自クラブ活動制度 ~「部・班・会」の3段階システム~
部活動が全生徒必須参加というのも特徴的です。

クラブは「部・班・会」の3種類に分かれており、活動日もそれぞれ設定されています。
卓球部やバスケットボール部などの運動系から、化学班、歴史研究班、手芸班などの文化系、さらには奇術同好会、笑う会といったユニークなものまで約40以上。
活動日が異なれば兼部も可能で、中高生が一緒に活動することで、先輩後輩の縦のつながりも深まるようです。
3. カトリック精神に根ざした宗教教育 ~毎日の祈りとミサを通じた全人教育~
カトリック学校として、もちろん「宗教」の授業が全学年であります。
毎日の朝礼での祈りや、4月の「祈りの集い」、12月の「クリスマスミサ」など、年間を通じて多くの宗教行事があります。
「自分を含めた一人ひとりを大切にし、個の無限大の可能性を引き出す」という、カトリックの精神に基づいた全人教育がベースにあるんですね。
4. 体験を通じた学びの重視 ~理科野外実習や能楽鑑賞など~
海外研修がない一方で、国内での体験学習は非常に重視されています。
中学3年生の理科野外実習、高校2年生の能楽鑑賞、高校1年生のテーブルマナーなど、教科の特性に合わせた体験学習が豊富です。
中学生の修学旅行(広島宮島)や夏期学校(軽井沢・蓼科)など、教室では得られない学びの機会がしっかり組み込まれています。
5. 週6日制による充実した授業時間 ~確実な学力定着を支えるカリキュラム~
中高一貫の利点を生かし、週6日制(平日6時間・土曜日4時間)で十分な授業時間を確保しています。
中学では小テストやノートチェックなどきめ細かい指導で学習習慣を身につけ、高校では多くの選択科目で進路に合わせた深い学習を進めていくとのこと。
堅実に学力を積み上げる環境が整っていそうです。
気になる「リアルな声」は?口コミを調査しました
さて、ここまで学校の特色を見てきましたが、保護者としてやっぱり気になるのは、実際に通っている方々の「生の声」ですよね。
「みんなの中学校情報」や「インターデュ」の掲板などを中心に、ネット上の口コミを調査して、私なりにまとめてみました。
(※あくまでも個人の感想であり、匿名掲板の性質上、主観や事実と異なる情報が含まれる可能性がある点をご留意ください。)
まず全体的な印象として、「学力・品位が高く、校風は穏やかで生徒の雰囲気が良い」という好意的な声が目立ちます。
さすが伝統校、という満足度の高さがうかがえます。
一方で、やはり「都会校ゆえの敷地の狭さ」や、「教員の評価のばらつき」といった現実的な指摘も一部見られました。
良い口コミ:穏やかな校風と学習環境、立地が高評価
調査した中で、特に多く見られたポジティブな意見は以下のような点です。
生徒の雰囲気・校風
「同級生・先輩後輩の仲がよく雰囲気がいいです」
「お嬢様学校のイメージだが意外に活発」という声と、「総じて穏やか」という声が共存していました。いじめは少ない(聞かない)という投稿が複数あり、生徒さん同士の関係が良好である点が非常に高く評価されています。
学習環境・進学実績
「進学実績も良く、全体的にレベルが高い」
週6日制や小テストなど、堅実な学習サポートを評価する声が多いです。生徒さんの学習意欲も高く、切磋琢磨できる環境のようです。
通学・立地
「アクセスが良い(四ッ谷から徒歩2分)」
これはもう、圧倒的な強みとして、ほぼすべての方が高く評価していました。6年間、雨の日も風の日も通うのですから、この安心感は大きいですよね。
施設・設備
「校舎は建て替えられたばかりできれいです」
歴史ある学校ですが、校舎が綺麗なのは嬉しいポイントです。
気になる口コミ:施設運用や教員に関する指摘
一方で、改善を望む声や、気になる点として挙げられていたのは以下のような点です。
施設(敷地の狭さ)
「校地が狭く屋外運動スペースが限られる」
これは、四ツ谷駅徒歩2分という立地との完全なトレードオフですね。 私としては、これはもう承知の上で入学するしかない点だと感じます。運動設備やグラウンドの広さを最優先するご家庭には、ミスマッチかもしれません。
施設(運用面)
「図書室は放課後30分までしか使えないので不便」
これは少し気になります。校舎が綺麗という評価がある一方で、自習室や図書室の「開放時間」など、運用面での改善を望む声が一部見られました。週6日制で忙しい中、放課後の学習場所の確保については確認が必要かもしれません。
教員について
「いい先生と悪い先生もいます」
これはどの学校の口コミにもありますが、先生の指導スタイルや生徒との相性には、やはりばらつきがあるようです。
口コミをどう解釈するか? 私の視点
これらの口コミ全体を読んで、私が感じたのは「伝統と自立」というキーワードです。
「穏やかで仲が良い」という雰囲気と、「お嬢様イメージだけど活発」というギャップは、とても魅力的です。
一方で、海外研修を学校主催で行わない方針や、都心校ならではの敷地の狭さといった面もあります。
これらを総合すると、雙葉中学校は「学校が手厚く何でも用意してくれる」というよりは、「堅実な学習環境と豊かな人間関係の中で、自分で考えて行動できる生徒を育てる」という校風なのかな、と推察しました。
学校に何を求めるかによって、評価が分かれるポイントかもしれませんね。
まとめ|雙葉はどんな家庭におすすめ?
ここまで、雙葉中学校について詳しく調査してみました。
最後に、この学校はどんなご家庭、どんなお子さんにおすすめできるのか、おこがましくも私なりにまとめてみたいと思います。
「伝統」と「穏やかな校風」を最優先したいご家庭 (流行に流されず、落ち着いた環境で6年間を過ごさせたい方)
日々の学習を堅実に行うことを重視するご家庭 (週6日制のカリキュラムや、きめ細かな指導を評価する方)
学校主催の「海外研修」にはこだわらないご家庭 (それよりも国内での体験や、日々の学びの質を重視する方)
「四ツ谷駅徒歩2分」という立地に魅力を感じるご家庭 (通学の負担を最大限減らしたい方)
カトリックの精神に基づく「全人教育」に共感できるご家庭
に、特にフィットする学校ではないでしょうか。
「派手さや目新しいプログラムよりも、伝統に裏打ちされた安心感のある環境で、じっくりと学力と人間性を育んでほしい」
そんな「堅実さ」を大切にするご家庭にとって、これ以上ないほど魅力的な選択肢の一つになりそうですね。
ではでは。