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名前にひかれて調べてみた「普連土学園」——歴史と世界がつながる女子校でした

こんにちは。「都会のはしっこ、2LDKで育ててます。」の管理人です。

 

これまでこのブログでは、気になる中学校をいくつか調べてきました。

学校調査を通して、教育のトレンドや価値観のアップデートをしていくのが、密かな楽しみになっています。

 

これまで調査した学校はこちら:

 

そして今回は、名前のインパクトが気になっていた「普連土学園(ふれんどがくえん)」を調べてみました。

名前だけでなく、歴史や教育の中身も非常にユニークで奥深い学校だったので、私なりの視点でご紹介したいと思います。

普連土学園中学校・高等学校  Wikipediaより
 


港区三田にある、完全中高一貫の女子校

学校名: 普連土学園中学校・高等学校(ふれんどがくえん)

住所: 東京都港区三田4-14-16

最寄駅からのアクセス:

設置区分: 私立

性別区分: 女子校

系列校: 小学校・大学ともに系列校なし

高校募集: なし(中学からの完全中高一貫制)

 

立地は文句なしの都心。港区三田という環境に加えて、どの路線からも徒歩圏内という通学利便性の高さが魅力です。

また、高校募集を行っていない「完全中高一貫制」という点からも、6年間で一貫した教育をじっくり行う方針が感じられます。

 

海外に開かれた圧巻の体験学習プログラム

調べてわかった普連土学園の最大の特徴のひとつは、海外研修の豊富さと多様性

「行かせるための留学」ではなく、「学びの深さを体験する研修」という印象を受けました。研修地も北米・ヨーロッパ・アジア・オセアニアと幅広く、どれも個性的です。

以下、各プログラムを簡潔にまとめてご紹介します。

カナダ研修プログラム

  • 研修地: カナダ・バンクーバー
  • 期間: 10日間
  • 対象者: 中学3年生(定員30名)
  • 研修内容: カナダ人の1家庭に生徒2名で滞在するホームステイプログラム。

ジョージ・フォックス・ツアー

  • 研修地: イギリス(湖水地方など)
  • 期間: 12日間(夏季研修)
  • 対象者: 高校1・2年生(定員30名)
  • 研修内容: クエーカー派創始者ゆかりの地やシェイクスピア朗読劇など。

セルフディベロップメントプログラム

ニュージーランド ターム留学

  • 研修地: ニュージーランド
  • 期間: 約2ヶ月(1月〜3月)
  • 対象者: 高校1年生(定員6名)
  • 研修内容: ホームステイしながら現地高校に通学。自然体験や異文化交流。

カンボジア アキ・ラー プロジェクト

  • 研修地: カンボジア
  • 期間: 7日間
  • 対象者: 高校2年生(定員4名、選考あり)
  • 研修内容: 地雷撤去現場や孤児院の訪問、現地文化理解など。

AFS年間派遣プログラムもサポート

  • 研修地: 世界各国(イタリア、フィンランド、ブラジルなど)
  • 期間: 約10ヶ月
  • 対象者: 高校1・2年生
  • 研修内容: 現地ホームステイと通学による長期留学。

オーストラリア姉妹校短期留学

  • 研修地: オーストラリア
  • 期間: 1年
  • 対象者: 高校生
  • 研修内容: 姉妹校との短期交流。過去にはタスマニアとの連携実績も。

エンパワーメントプログラム

  • 研修地: 学内
  • 期間: 4日間
  • 対象者: 全員参加
  • 研修内容: 留学生との英語グループワーク。異文化理解とコミュニケーション強化。

イングリッシュキャンプ

  • 研修地: 国内または学内
  • 期間: 2泊3日(夏季)
  • 対象者: 中学3年生(希望者)
  • 研修内容: ネイティブ教員との英語漬けプログラム。

この学校ならではの魅力ある取り組み

ここからは、私が特に「これは素敵だな」と感じた3つの特色をご紹介します。

 

静かに始まる「沈黙の礼拝」

普連土学園では、毎週水曜日の朝に「沈黙の礼拝」が行われます。

讃美歌も聖書の朗読もなく、誰も話さず、ただ静かに内なる声に耳を傾ける20分間

日本で唯一のクエーカー系学校ということもあり、「自分の内面と向き合う時間」をとても大切にしているとのこと。

 

理科部のロケットが世界一

「女子校 × ロケット」という、ちょっと意外な組み合わせ。でも、普連土の理科部は本気です。

モデルロケット班はロケット甲子園で全国優勝の実績を持ち、なんとパリ航空ショーでの国際大会にまで出場。

2022年には世界一にもなっているそう。  

「対話」を重んじる授業で難関大学進学へ

進学実績を見ると、なんと生徒の約半数が早慶上理へ進学。これはかなりの実績です。

その背景にあるのが、「対話」を中心とした授業。

感話(自分の思いを語る時間)や研究発表の機会が多く、先生と生徒、生徒同士の間で意見を交わすスタイルの学びが徹底されています。

この積み重ねが、自分の考えを言葉にする力やプレゼンテーション力につながり、大学進学後も強みになりそうだと感じました。

 

おしゃれな名前に込められた、強い想い

「普連土(フレンド)」という少し不思議な響きの名前に惹かれて調べてみたこの学校。

たどっていくうちに、そこには「静けさ」と「対話」を土台にした、芯のある学びが息づいていることに気づきました。

理科部のロケットや多様な海外研修のように、「地に足のついた自由さ」があるのも印象的でした。

これからの時代に必要とされるのは、自分の考えを持ち、他者と対話し、世界とつながっていく力。

普連土学園は、まさにその土台を静かに、そしてしっかりと育ててくれる学校だと感じました。

  名前の奥に、こんなに深い教育があるなんて。

「気になる学校を調べてみる」だけでも、世界が少し広がる気がしています。

ではでは。