都会のはしっこ、2LDKで育ててます。

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都会の中学受験の未知な世界-サピックス小3カリキュラム

中学受験塾、サピックス新小3理科社会はどんな内容?我が家の「低学年問題」を深掘り!

 

こんにちは!「都会のはしっこ、2LDKで育ててます。」の管理人です。

前回、早稲田アカデミーの新小3(小学3年生になる学年)から理科社会の授業があることに驚き、そのカリキュラムについて深掘りしました。
まだ読んでない方はぜひこちら↓もどうぞ!

tokainohasi-2ldk.hatenablog.com


今回は、自宅から近いもう一つの大手塾、サピックス小学部の小学3年生(新小3)の理科・社会カリキュラムについて、同じく「え、こんなに早くから?」という疑問を抱えつつ、徹底的に調べてみました。地方出身の僕には、都会の中学受験トレンドは本当に刺激的です。

娘の塾通いの「始めどき」を考える上で、この低学年カリキュラムの内容を知ることはとても重要だと感じています。一緒に見ていきましょう!


 

サピックスの「低学年教育」の考え方

 

サピックスは、中学受験の合格実績で常にトップクラスを誇る大手塾です。彼らが小学3年生にどのような理科・社会の学びを提供しているのか、公式サイトの情報を確認しました。

サピックス小学部では、小学1年生から3年生を対象とした「サピックスキッズ」というコースや、家庭学習教材の「ピグマキッズくらぶ」を提供しています。これらのコースは、国語と算数が学習の中心となりますが、その中で理科・社会的な内容がどのように扱われているのかがポイントです。

公式サイトの説明からは、サピックスの低学年教育が、知識の詰め込みではなく「科学する心」「探求心」を育むことを重視していることが伝わってきました。


 

サピックス新小3 理科カリキュラム:科学する心を育む「なぜだろう?」

 

まず、理科について。サピックスの低学年教育の柱は、まさに「科学する心」を育むことにあるようです。公式サイトの説明には、「なぜだろう?」「どうなっているのだろう?」という疑問を抱くことが科学の出発点であり、演示実験などを通して「なるほど!」という驚きや喜びを感じながら物事を理解させることを心がけている、とありました。[参照元: サピックス小学部 公式サイト 低学年コース紹介より抜粋]

 

実際のカリキュラム表がこちらです。

サピックスの小3理科のカリキュラム

「食卓にならぶ植物」「こん虫はかせになろう」「水のふしぎ」「大気の力」といった前期のテーマから、後期には「月の満ちかけ」「星」「太陽」といった宇宙分野、さらに「つりあう力」「電気のながれ」といった物理・化学の基礎まで、非常に幅広い分野に触れていることが分かります。

私の所見: このカリキュラムを見ると、特定の単元を深掘りするよりも、身近な自然や現象への「なぜ?」を入り口に、多様な分野への興味の種を蒔いていることがよくわかります。娘が日頃から「これなあに?」と聞いてくるタイプなので、まさにこういったアプローチは、学ぶことへのモチベーションに繋がりそうです。


 

サピックス新小3 社会カリキュラム:好奇心を広げる「旅行するように学ぶ」

 

次に、社会のカリキュラムを見ていきましょう。こちらも理科と同様に、低学年の特性に合わせたアプローチが伺えます。

公式サイトでは、社会の学習は「こんなに遠くの県から……」と思い浮かべることができるように、「日本の大まかなすがたを頭の中にあげる」ことを目標としていると説明されています。写真の多いテキストで「旅行をするように」学び、気候や産業、暮らしと結びつけて理解を深め、「なぜ?」「どうして?」を常に問いかける、とのことです。[参照元: サピックス小学部 公式サイト 低学年コース紹介より抜粋]

 

実際のカリキュラム表がこちらです。

サピックスの小3社会のカリキュラム

前期は「りんごのふるさと〜青森県〜」から始まり、「リヤスの海〜岩手県宮城県〜」「くものと水郷地帯〜福島県茨城県〜」など、具体的な地域を巡るように構成されています。後期には「北の大地へ出発!〜北海道〜」や「古都をたずねて〜奈良県京都府〜」といった、僕の出身地も含まれる全国各地の特色ある地域を学ぶようです。

私の所見: 僕自身が地方出身で、日本の多様な地域に興味があるので、この「旅行するように学ぶ」というコンセプトにはすごく共感できます。娘も旅行や地図を見るのが大好きなので、こういった形で社会に触れることができれば、地理的な知識だけでなく、それぞれの地域の文化や人々の暮らしにまで興味の幅を広げられそうです。


 

新小3と新小4の理社、やはり目的が大きく異なる

 

早稲田アカデミーの時と同じく、サピックスの新小3理社と、新小4から始まる本格的な中学受験理社では、その目的と内容に大きな違いがあることが再確認できました。

  • 新小3理社: 「なぜ?」を大切に、身近な事象や地域への興味を引き出し、科学的な思考力や社会的な見方を育む「導入期」。知識の網羅性よりも、学びへの動機付けや土台作りが中心。

  • 新小4理社: 中学受験合格を目標に、膨大な知識を体系的にインプットし、それを活用して問題を解く「本格的な受験対策期」。暗記量や問題演習のレベルが飛躍的に高まる。

私の所見: つまり、新小3の段階でこれらの「遊びの要素」を取り入れた学びを経験しておくことは、新小4からの本格的な学習に入ったときに、知識のインプットに対する抵抗感をなくし、スムーズに移行するための重要な「下地作り」になると感じています。単なる先取りではなく、「学びの楽しさ」の種を蒔く期間と捉えるのが良さそうです。


 

我が家の結論(暫定):娘の「やる気」と「好奇心」を最優先に!

 

現時点での我が家の結論(あくまで暫定ですが!)は、「娘の様子を見ながら、新小4での本格始動を軸に準備を進める」という方針は変わりません。ただし、新小3の期間は、

  • 公文で基礎学力を維持しつつ、今回のサピックスのカリキュラムからヒントを得て、理社への興味の種まきを意識する

  • 例えば、図鑑や学習マンガを積極的にリビングに置く

  • 週末に博物館や科学館、地域のイベントに足を運び、実体験を通して理社への関心を高める

  • サピックスの紹介にもあったような「おうちでためしてみよう」的な簡単な実験を親子で試してみる

これらを大切にしていきたいと思っています。そして、小学3年生の秋頃から、いくつか塾の体験授業に参加させてみて、娘自身が「行きたい!」と感じるか、塾の雰囲気はどうか、というのを肌で感じてもらおうかと計画中です。

中学受験は、家族にとって大きな挑戦です。娘が心身ともに健康で、学ぶことを楽しいと感じ続けられるよう、親として最適な道を探していきたいと思います!

皆さんのご家庭では、中学受験の通塾、いつからスタートされましたか? どんな判断をされたか、ぜひコメントで教えていただけると嬉しいです!